面接の意味を考える
個人ブログで就活についての記事を読み、感銘を受けたため僕も就活(今回は面接)について考えてみる。
今回はかなりそのブログの影響を受けていてオリジナリティはないけれども、頭の中の整理の為、記事にしてみた。
就活の全ては面接にあると考えている。
面接に辿り着くにはESやテストセンターの突破が必須だが、ESは面接で伝える内容を文字に起こすものだし、テストセンターは対策を行えば問題ない。
自己分析を徹底し、それを文章で正確に表現したESで落とされたら、それは学歴フィルターか会社との縁がなかったと割り切るしかない。
面接官は短い面接時間で僕たちの何を引き出そうとしているのだろうか。
それは「思考」、「能力」、「人間性」であろう。
面接官はこの3つの要素を総合的に判断して、学生を評価する。
この時注意するべきは、これは絶対的な評価でなく相対的な評価であるということだ。
(想像だが)会社は採用人数を決めており、募集者の中で上から採用者を決定する。
つまり面接では より 会社が求める人物像にマッチした学生が通過することになる。
そのため、それぞれの要素が一定の判断値を超えれば良いわけでなく、自分が完璧な受け答えをしても落とされるという現象が起きる。
では、これらの要素を引き出し、面接官は何を知ろうとしているのか。
それは学生が会社に入った後の姿である。
新卒採用は学生のポテンシャルを計り、入社後の姿を想像して採用する。
つまり、
「思考」とは、会社の事業方針にあった考えをもっているか
「能力」とは、会社の業務をこなすことができるか
「人間性」とは、一緒に働きたいと思う人柄か
という考えである。
面接官が想像する将来の姿はこの3つの要素から構成されると考えた。
そのため、面接官の質問がどの要素を引き出すものなのかを理解し、将来像を想像しやすいように答えてあげる必要がある。
そこで役立つのが、「エピソード」だ。
エピソードは経験と実績の2つから成るが、これは3つの要素の根拠となり証拠となる。
面接ではいくらでも嘘を言うことが出来るので、エピソードをつけないと真実味がなくなる。
人事がその要素について知りたいのかを判断し、その要素に経験を根拠、実績を証拠として付け加えて伝える必要がある。
上述の内容を図式化してみた。
面接官が未来を想像しやすいよう、現在という点でなく、過去から現在までの線で話し、その延長線上に会社人生があるように話す意識をもつことが重要なのだ。
実際の面接に沿った具体的な言葉で考えてみた。
まず、志望動機において、面接官に会社での将来像を直接伝える。
そして、自己PRにおいて3つの要素を話し、志望動機でイメージさせた将来像に現実味をもたせる。
さらに学生時代の経験によって、自己PR内容が真実であることを証明する。
以下にこれを図式化したものを載せた。
以上の面接対策を使うことで、面接での受け答えがある程度楽になる気がする。